『痩身施術男子』あとがき と 今後の予定

【あとがき】


『痩身施術男子』を最後まで読んで下さり
ありがとうございました

さて、開始する時にも言いましたが、こちらは迷いながらも自分なりに試行錯誤して筆を執った作品です。
しかも、一度挫折しておりますので、終始リベンジ挑戦者の気分です。

とはいえ、連載しはじめたら、思いの外スムーズにエンドマークまでお話を運んでいく事が出来ました。
読んで下さった方に楽しんで頂けたかどうか不安もありますが、こちらの作品を通して少しでも萌えを感じて頂けたら、創作ブロガー冥利に尽きます。
(読んで下さる方にも貴重なお時間を頂くわけですから、なるべくドキドキやキュンして頂きたいですからね。気になるところです)

さて、こちらのお話に登場致しますヘタレ医師・内藤。
彼は、当初の設定では鬼畜キャラでした。
要は、下心ありな悪い大人⇒真の健気さに惹かれていく先生のお話(真の観点からいうと、戸惑いながらも妙なダイエットに励み先生にも惹かれてしまう)だったのですが、私の中で真をイジメ切れず…。

結果、ヘタレな先生になりました。

つまり、当初の挫折点であった先生のキャラ設定をかえた事で、何とかお話にendマークが付けられたという感じでしょうかね?

それでも、私の書くお話にしては異色。
年の差のエロ可愛らしいお話だったので、思った以上に苦労しました。
私には良い経験ですけどね~。笑

という事で、こんな風に迷いつつ書きましたが、創作の醍醐味と言えるでしょうか? 転を書いている時は、私自身も楽しかったです。

1年を通してほぼ休みなく創作活動をしていると、趣味とはいえ行き詰ったり、辛さ・壁・限界・無力さを感じてやめようと思う事も多々あるのですが、書いていて良かったと思う事の一つが、この純粋な楽しさに出会った瞬間でして…。
(展開が分かっている書き手も、同じようにこういうシーンではワクワクドキドキするんです!)
だから、この作品にも挑んで良かったなと思います。
   +
myキャラ達も、やっと幸せになれましたしね! (*^ワ^*)
良かった、良かった♪


さて、次作についてですが、探偵ものBLの『探偵GJ』を連載したいと思います。
こちらのGこと剛力は、御存じの通りいろんな話(『フェイクデレラ』・『ブロガー』・『狂喜の的』)にちょこちょこ出ていた脇役なのですが、ようやく主役級に昇格する事が出来ました。

といっても、視点は受けのJになります。
(ごめんね、G。本当の主役にはしてあげられなかった~。幸せにはね、してあげられると思うけどっっ)

そして、こんな風に言うとスピンオフ作品のように思えますが、上記に列記した作品とはあまり関連はありません。
(ちなみに、時間軸を示すと、『フェイクデレラ』の後、『ブロガー』『狂喜の的』よりも前の設定です)
単体ものと考えてもらって良いくらいです。

ただ『執着』・『続執着』に出てきます野崎とJとは兄弟になりますので、そちらの番外編が多少関係する部分があります。
もちろん、これも文中で説明文が出てきますし、普通にお話の登場人物が上がってくるような感覚で綴っていますので、問題なく読めます。

という事で、単体作品として読んで下さい。

ちなみにGの性格から分かるように、探偵ものであってもハードさに欠ける、お笑い要素の強い作品になっています。
一応、シリアスのつもりですけど、ライトです。笑

という事で、開始時期ですが…。
また新たな作品に向かい合えるよう気持ちをリセットするためにも、リアも春休みですので本業を大切にするためにも、1週間のお休みを頂こうと思っています。
ですので、新学期がはじまります4/6(月)に登場人物紹介、4/7(火)に第一話をup出来るよう準備したいと思います。
(↑頑張ります)


という事で、『痩身施術男子』をありがとうございました & また遊びに来て頂ければ嬉しいです
m(__)m



※ イラストの頂き物をしました。追記欄にて…。





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66.痩身施術男子(最終話)

こんな自分でも役に立つというなら、とても嬉しく思う。
しかも、前に何気なく内藤に誘われた医院の手伝いだが、内藤を助ける事が出来る上、医院でも一緒に過ごせるのだから、真にとっても非常に良い。一石二鳥だ。

それに、真がアルバイトをし始めた事で、飛躍的に男性患者が増えたようだ。

今まで二の足を踏んでいた患者が、真の変身ぶりに我こそもとダイエットをする気になったり、真に続けと長続きするようになったみたいだ。
要は、身近なところで具体的な成果が見れたり、目標が出来る事で、俄然やる気が湧くのだろう。
もちろん、そんな中での男性スタッフの補助の役割も大きい。

こんな風に医院の評判が良くなるのは、真にとって喜ばしい事だ。
出来る限り、内藤を支えていきたい。
というわけで、これから先より内藤の助けとなれるようにと、真は医療事務の資格取得のための勉強を始めた。
内藤のクリニックはもちろんの事、真にとっても人生の第一歩。とても良い兆しだ。

だが、その反面、美青年と化した真の容姿に惑わされる者も少なくない。
内藤の心は、複雑。年甲斐もなく焼き餅を焼き、時々真に泣きつく事がある。

“先生はおじさんだから”
“真くんに捨てられるかも”

だなんて、弱気な事を言うけれど、そんな事などある筈がない。
首ったけなのは、真も同じだ。

けれども、真はこの内藤のヘタレ振りが何とも言えず好きで、内藤が甘えてくると嬉しくて、つい真の方も甘々なオーラを全開にして甘やかしてしまう。
だから、女性スタッフのみんなには、早々に内藤との仲がバレてしまった。
もちろん、それを咎める者は誰もいなかったけれど…。

「真くーーん、真くーーん」
「あっ、はい! せ、先生、えっと………?」

補助が必要なのかと思い、慌てて診察室に飛んでいく。
すると、にっこり笑顔の内藤がチュッとキスをしてくる。

「えっ、えっ、えぇっ!!」
「あっ、ごめん…。今日は何だか患者が多くて、ちょっと疲れてしまって…。でも、真くんにちょっと触れられたから、もう少し頑張れそうだよ!」

こちらは照れて憤死寸前だというのに、天然先生は事もなげにとんでもない事を言う。
困った人だ。
それでも、真の方も内藤とのキスで同じく頑張れそうだと思うから、お相子だ。
すっかり得した気分で、笑みも全開になる。

「じゃ、僕も頑張りますから、先生? 今日も一緒に帰って、一緒にご飯食べて、それから、その…」
「うん、もちろんだよ、真くん!」

皆まで言わずとも、言外のお願いもちゃんと伝わったのだろう。
内藤も頬を赤くしながら、至極嬉しそうに微笑む。

「じゃ、指切りですよ!」
「約束! おかげで、先生も元気が湧いたよ!」

差し出した小指に指を絡ませ、内藤が誓ってくれる。
仕事終わりには、内藤との時間が待っている。
ほんの少しの時間だけど、癒された。
真は診察室からフロントに戻ると、先程よりも華やかな笑みを惜しげもなく振り撒く。

(だけど、こんなに幸せだと……。今度は幸せ太りしちゃいそうだな~~!)

プクプクプク…。リバウンドした自分の姿を思い描いてみる。
難なく想像出来た。有り得そうだ。
とはいえ、内藤は真の外見が細くても太くても関係ないようだから、たとえ真が幸せ太りをしても快く歓迎してくれるに違いない。

すると、親身に痩身の相談に乗ってくれた上に、衝動的で無意味なボディータッチも増えて……。
また知らず知らずの内に、その効果で痩せて…。

真は太ったり痩せたりを繰り返ししながらも、内藤とのハッピーライフを過ごしていく事になりそうだと思った。
とはいえ、今は順調過ぎるラブ生活で、太る暇もないだろうけど…。


   - END -





『痩身施術男子』を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
あとがきは、今後の予定と一緒に明日させて頂きます。


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65.痩身施術男子

しかも、女子の淡いピンク色のそれに混じって、熱い男子のそれも結構な割合で感じる。
真っ青になって、辺りをキョロキョロと見回すと、この前真に言い寄ってきた二人の学生ともバチリと目が合い、気まずくなった。

「ぅっ…」

まだ懲りずに真の事を狙ってくれているらしい。
バツが悪そうに。それでいて、真と目が合ったのが嬉しいのか、ちょっぴり頬を赤くして目を逸らした。

(えっ……、困るっ!!)

板倉が言う通り、こういう苦労はまだまだありそうだ。

「だから、付き合ってるままにしておけば、良いじゃん。高森と俺が弁えていれば良いだけの事だから!」

そんな風に言いながらも、板倉が真の身体を引寄せてくるから、慌てる。

「わっ、わっ、何するんだよ、板倉!!」
「良いの、良いの、ちょっとサービス! 大体、俺が高森を守るのは無償なんだから、これくらいね? あの先生だって、きっと許してくれる!」
「サービスって! 許してくれるって!!」

板倉も真に告白して開き直ったのか、迫り方が露骨で、以前に比べて遠慮がない。
真はこれとない程焦りながら、必死に板倉の体を押し返す。
だが、遠目からはイチャイチャしているように映るのだろう。各所から、深いため息が漏れた。

「えっ、あっ、ほら、板倉!! 誤解されたよ!」
「だから、ああやって誤解させておけば良いんだって!」
「そんなぁ~~~」
「でも、やっぱり悔しいな…。高森がどんどん綺麗になって、色気が増していくのも、あの先生の効果なんだろ? ちょっとじゃなく妬けるよなーーー!!」
「ぅっ」
「だけど、そんなのだから、高森ももうちょっと気を付けておかないと…。この前みたいな事が起こると、困るだろ?」
「う、うん…」

それには激しく同意する。

「だから、俺から絶対に離れるなよ! …って、先生から見れば、俺の方こそ警戒すべき人物の一人なんだろうけどな~~~」

板倉は大声を立てて、愉快そうに笑う。
けれども、それは言えている。こんなあからさまに迫ってくる人間を横に置いているのだ。内藤も、さぞや真の事が心配だろう。

とはいえ、根は誠実なヤツだ。板倉に限っては、間違いが起こる事もないだろうけど…。

「でも、まぁ、高森は俺に警戒も心配しなくて良いから、俺に甘えて頼れよ! だって、俺は高森に鞍替えしてもらいたいから、下手な事は絶対にしない。誓う! だから、安心して」

やっぱり…。
思った通りだ。板倉は強かなところもあると分かったけれども、こんな風に基本的には良いヤツだし、真に甘い。
だから、言葉通り。警戒の必要はないのだと思う。
ただそんな板倉に応えられないのが、申し訳ない限りだけど…。

「で、高森、今日もあの先生のところでバイト?」
「うん、そう」
「やっぱりそうか……。今日は遊べるかなって思ったのに、正直、がっかり」

感情を包み隠さず、板倉は肩を落とし、苦笑いを浮かべる。
だが、仕方がない。その通り。遊べない。
今、真は内藤のところで毎日のように医療事務のバイトをしている。

専ら電話対応にちょっとした点数計算、機器類の洗浄など。それに加えて、内藤の補助もする事もある。
真同様、女性スタッフではどうしても恥ずかしいという男性患者も要るからだ。

(先生は、『真くんが私の癒しになっているのが、何よりも有難くて嬉しいサポートだよ』って言ってくれるけど…)

出来れば、内藤を実質的に助けたい。
とはいえ、こうして真が手伝いをするようになるまでは、内藤が一人で熟していた。
だから、猫の手のような真のサポートでも、あるのとないのとでは随分と違うみたいだ。
これでも多少は実質的な助けも出来ているようだ。




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隠れ腐女。オリジナルのBL小説を創作しています。
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