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9.澤木兄弟(R)

文中にR表現を含みます。ご注意下さい。
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 男の自分が胸を触られたくらいで感じるとは思っていなかった。
 逃れられない身体の変化と止めどない快楽に苛まれる。
 しかも、それを与えているのが他でもない弟の怜二だ。羞恥と憤りで肌が朱く染まる。

 不甲斐ない。心だけでも逃避出来たら、どんなに良いか。
 そもそも、どうしてこんな事になってしまったのだろうか。一体、自分の何が悪かったのか。
 いくら考えたところで後の祭り。怜二の気にそぐわない事をしたのは間違いないが、一度怜二の頭に上った血はなかなか鎮まらないようだ。

 膨れた乳首を、怜二が口にチュッと含む。
 独特なザラリとした感触に震える。次々と襲ってくる刺激に上がりそうになる声を必死に堪えていたというのに、呆気ない。甘い吐息が鼻腔から抜けていった。

「っ…、んんんっ。ぁっ…」

 啓一の声に気分を良くしたのか、怜二はより一層夢中になって舐め回してきた。

「ぁっ…、ぁっ…、んんんっ。やめっ……、ろっ…」

 必死な分、遠慮がない。興奮もしているだろう。だからこそ、怜二にも隙が出来た。
 怜二の腰が浮き上がったのを、啓一は見逃さなかった。下肢に若干の余裕が出来たところで、腰を捻るようにして脚を折り畳み、膝小僧で怜二のみぞおちを思いっきり蹴り上げた。

「ぐふっ…」

 クリーンヒットとはいかないまでも、良い手ごたえだった。少々のダメージを与えられた筈だ。
 案の定、悪戯をしていた怜二の唇と手がパッと離れた。

 一矢報いる事が出来た。だからといって、まごまごしているわけにはいかない。すかさず怜二の身体の下から這い出ようとする。

 けれども、再び背中の上からを抑え込まれ、床へと沈められてしまった。
 身動きが全く取れなくなり、ジタバタともがくものの、なす術もない。そうこうするうちに、目の色が変わった怜二に、引っぺがされたシャツで両手をぐるぐると背中で一纏めにされた。

「ひぃっ…、やめっ………」

 思わず恐怖で声が上ずる。

「啓一っ……」
「やめっ………。お前、自分が何をしているのか、本当に分かっているのか?」
「っ…」

 そんな事を言っても無駄だろう。怜二も覚悟してやっているのだから、より煽ってしまうだけだ。
 ああ、分かっている。分かってはいるけれど……。
 頤に手を掛けられ、無理に顔を上向きにさせられる。それだけでも苦しいのに、また深々と口付けられた。

「んはっ……」

 信じたくはない事に、尻には怜二の猛った雄を感じる。

「ぃっ……」

(嫌だ!)




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Author:ばけもぐ
隠れ腐女。オリジナルのBL小説を創作しています。
傾向;男臭い/強気受け多し。切ない系~爆笑系。リーマンもの、体先行型多し。ハピエン。
拙い作品ですが、楽しんでいって下さい。
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