スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

60.澤木兄弟(R)

文中にR表現を含みます。ご注意下さい。
文章を折り畳んでおりますので、BLにご理解があり、年齢を満たしている方のみ、「続きを読む」にてご覧下さい!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村





「っ…、吐き出しても…………。いや、お前もして欲しいのか?」
「いや、今は…………」

 喜ぶかと思い言ってみたのだが、辞退する怜二を不思議に思って視線を下肢に向けると、なるほど。可哀想な程硬く勃ち上がっている。

「じゃ、来いよ。上手く出来るかどうか分からないけど、俺の中でイケば良い」

 怜二はコクリと頷くと、遠慮がちに啓一の上に伸し掛かってきた。
 啓一も怜二の肩にしがみ付き、出来るだけ躰の力を抜く。
 それでも怜二は啓一が怖がらないようにと、起立の先で窄まりの中央を軽く押してくる。

「だから、良い、早く…。俺も欲しいから……」

 怜二は頷く代わりに、コツンと額を啓一のそれに付ける。そして、グイっと腰を進めてきた。
 さすがに大きな塊に腸が競り上がるような圧迫を感じる。けれども、受け入れられない程ではない。
 それにはじめて犯された時も何やかんやといいつつコレを呑み込めたのだ。意外に自分は向いているのかもしれない。

「…っ、…っ、………はっ」
「はっ、狭いっ…、啓一っ、痛くないか?」
「だっ、……んっ、大丈夫だから、一気に来い」
「啓一っ……」

 額に噴き出した怜二の汗が啓一の額に落ちてくる。
 それが怜二の愛に満ち溢れているようで、愛おしく感じる。

「はぁーーー」
「……………ふっ」

 慣れない場所に怜二を受け入れ苦しいのだが、最奥まで到達した時には何とも言えない悦びを感じた。

「大丈夫だから、っ…、怜二っ、動けっ。俺も感じたいから」
「啓一………、ありがとう……」

 怜二は啓一の身をギュッと抱きしめると、腰を動かし始める。

「はっ…、はっ…」
「んっ………、ぁっ」

 その鮮烈な律動に爪先まで電流が走る。
 それでも貪欲に、啓一も動きに合わせて左右に腰を振る。

「ぁっ、ぁっ、怜二っ、…ぁぁんっ」
「…………はっ、啓一っ、好き…、愛してる」
「んっ、分かってるっ。ぁっ………」
「だけど、持たない。………出る」
「んっ、出せ、………良いから」
「っっ…」

 全身で怜二の積年の想いを受け留められたと思う。
 熱くて、一途で、優しくて。

「んぁっ……」

 啓一の身の上に雪崩込んできた体をギュと抱きしめてやる。
 すると、頬にポタリと雫がまた落ちてきた。怜二の汗なのか、うれし涙なのか。
 背中をぽんぽんと叩いてやると、ピクリと背が震えた。

(これからはいくらだって抱きしめてやるし、俺に触れたって良いんだ、怜二…)

「啓一、ありがとう。愛してる……」
「分かってる。それで良い」

   * * *




 / 前(R) / 初回 / 登場人物紹介 / 総合目次1~3 / ※専用P2



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村


テーマ : 自作BL連載小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ばけもぐ

Author:ばけもぐ
隠れ腐女。オリジナルのBL小説を創作しています。
傾向;男臭い/強気受け多し。切ない系~爆笑系。リーマンもの、体先行型多し。ハピエン。
拙い作品ですが、楽しんでいって下さい。
尚、誹謗中傷、未成年の閲覧、画像の無断転用はご遠慮願います。


本館(当ブログ)目次↓
dreamtripbana.jpg
分館目次↓
dreamtripbana.jpg
twitter↓
@bakemogu53

ランキング参加しています!
よろしければ応援お願いします!
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
人気ブログランキングへ


現在の閲覧者数:


おすすめトラコミ&サーチ
にほんブログ村 トラコミュ ボーイズラブへ
ボーイズラブ
にほんブログ村 トラコミュ BLイラスト・漫画・小説何でも書いちゃう!へ
BLイラスト・漫画・小説何でも書いちゃう!
にほんブログ村 トラコミュ 小説15禁・18禁(性描写あり)へ
小説15禁・18禁(性描写あり)

最新記事
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新コメント
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。