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7.玩具の誘惑~トラウマ~(R)(絵あり)




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二村は佳知が目を閉じたのを合図に、自分の唇を佳知のものの上に重ねる。柔らかくしっとりとした感覚と共に、ぷんと酒の香りが鼻を掠める。おそらく自分からも同様にその匂いが上がっているのだろうけど、今は不快に感じるというより、むしろ情動を煽る一材料となって佳知の鼓動を乱す。
二村はしばらく佳知の唇の弾力を愉しむと、舌で優しく唇をこじ開けるようにして佳知の口に僅かな隙間を作ると、その間に下唇を割り込ませる。そして、佳知の唇を軽く食むようにしては、緊張を解いていく。
佳知はSEXでのキスというと、ただブチュ~と舌に任せて深くするものというイメージのものだったが、触れあい戯れあいといったようなこういうキスの方が、実は芯から蕩けていくキスなのかもしれないなどと思いながら、与えられる心地良さに身を委ねる。

omocha07.jpg

二村はそんな感じで唇を食んだり、歯列の表裏を一通りなぞると、そこで一旦一呼吸置く。そして今度は、角度をうんと付けて、より深く蜜に舌を割り込ませてくる。更には、激しく縦横無尽に動かせ、佳知の舌を絡め取る。
「んんっ・・。」
ローターの刺激のような甘く痺れる感じはないものの、止めどなく溢れ混ざり合う唾液や、それを吸い上げる絶妙な力、そしてそのざらりとしているのに瑞々しい舌の感触が言うに言われぬ心地良さで、佳知の官能を引き出しては、我を忘れてそのキスにのめり込んでいく。

だから、佳知は二村から与えられる刺激だけでなく、自ずと積極的に舌を絡ませ、自分も同様にその滴る唾液を吸い上げる。
お互いがイニシアティブを主張するかのように舌を動かせているように思えるのに、不思議とそれが全く邪魔し合う事も無く、相乗的に口づけを深いものにしているのが、これまた”イイ”。病み付きになりそうな代物だ。
「う・・んっ・・・。」

佳知自身、過去のトラウマが仇となって大した経験はない。けれども、例えその過去がなく女の子と遊ぶ経験を豊富に持てていたとしても、これほどの満たされるキスを経験するに至ったかはあやしい。
何せ佳知は要領が悪い。
だから、偶然の産物とはいえ、二村とのこの経験は貴重といえた。まさに実地でいろいろと学ぶ、絶好の良い機会である。
現に、マグロがちな女の子と違って、二村のリードの賜物かもしれないが、自分でも驚くほど上手く応じているんじゃないかと思えるくらいだ。

けど・・・。やはり二村は、仕事だけじゃなく・・・・・。

心地良さとは裏腹に、どこか遠い感想を持つ。そして、同じ男として何に対しても卒なく上手にやり遂げる二村に羨望すると共に、軽い嫉妬心も覚える。
とはいえ、極上のキスに溺れる。
だから、佳知が一心に唇を貪っている間に、手際も良くYシャツの前は大きくはだけられ、男にしては肌理の細かい柔肌が露わに晒されていた。その事に意識が向いたのは、体良く滑り落ちてきた二村の指に胸の突起をくにっと挟み上げられてからだ。
「んあっ・・。」

女性と違って小さく膨らみのない胸とはいえ、感度は変わらない。更に言えば、佳知の場合、日々自分で弄っているのだから、感覚が普通より研ぎ澄まされている。途端に、その刺激だけで、面白いほど背が反り繰り返る。
「やっ・・。」
その佳知の声に情動を掻き立てられたのか、二村の喉がこくりと鳴り、その後急いたように反対側の粒を口に含まれる。
「んんっ・・。」

こちらも暖かく濡れた吸い付くような感覚に、ローターとは別次元の心地良さ加減で比較しようがない。
赤ちゃんがお乳でも飲んでいるかのように、二村は舌を絡ませながらちゅぱちゅぱと軽く吸い上げてくる。単調になってきた頃合いをはかっては、今度は息を吹きかけるようにして、舌先で粒を臆に押し込んでくる。それを何度か繰り返され、そこにたまに歯が掠めていくのがまた、何とも言えない心地良さだ。
「んはぁっ・・・・。」

佳知はその動きに何も応える訳ではないが、二村の頭に手を伸ばすとすっと指を差し込み、そのまま下へと幾度となく梳き上げる。経験は少ないものの、かつて女の子に同様の事をされた事がある。何となくそうしたくなるのも分かる気がした。
とはいえ、繰り返すうちに疎かになってくる。すると、二村がふと胸から顔を上げ、問いかけてくる。

「大貫さん、どうですか? イイ・・ですか?」
「うっ・・ん・・・。イイっ・・。」
垂れた双眸を潤ませて、本当にその際にある泣きボクロを湿らせる。
「正直ですね・・・。じゃ、ココをこうやって転がされるのと、吸われるの・・・。それともこうやって、引っ張られたり、食まれるの、どれがイイですか?」
二村は丁寧にも全部実演しながら、佳知に問う。
「んっ、全部っ・・。いろいろ・・が、イイっ・・。噛んでぇ・・。噛ま・・れるのも・・、イイっ・・。」

二村は佳知の要望通り、かりっと歯を立てる。
ピリッとした刺激が電流のように早い勢いで躰の中を抜け、躰の芯の先から抜け出ていく。
「あっ・・・。」
思わず出た吐息は、喉に貼りつき掠れている。
「大貫さん、本当・・、正直ですね? でも、イイですか? こんな感じでイイですか?」
更に二村は唇で挟み込んでコリコリと食み上げる。
「んんっ・・、あっ・。イイ。そんなぁ・・、感じ・・、好・・き・・・。反対も・・・。」
「大貫さん、本当に・・・、すごくHだ・・・。ああ、イイです。グっとくる。」

これを皮切りに二村の動きも荒々しくなり、交互に粒を口で指で意地悪く弄ばれ、じんじんとした強い痺れが、佳知の下肢に茹だるような熱をどんどん脈打ち集めてくる。
「あああっ・・、いっ・・・。二村っ・・、っっ!」
けれども、そんな追い立てられるような刺激も次第にもどかしくなってきて、腰を浮かすと、強請るような視線を二村に投げかける。すると、二村は片手で暖休を取りつつも、もう片方の手を佳知のスラックスに手を掛ける。
「大貫さん? だいぶ苦しくなってきたんじゃないですか? 大貫さんのココ、すごく膨らんでる。」




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隠れ腐女。オリジナルのBL小説を創作しています。
傾向;男臭い/強気受け多し。切ない系~爆笑系。リーマンもの、体先行型多し。ハピエン。
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