32.ニアピンな腐れ縁(R)(補足挿絵あり)

BLでRの内容となりますので、年齢を満たしている方のみ、「続きを読む」にて、ご覧下さい。
尚、挿絵につきましては、文末備考欄にリンクがあります。

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もう悠誠と付き合って幾度となく交わした行為だが、いつも何やかんやといって、最後には結弦の口から“悠誠が欲しい”と言わされる。
けれども、どれだけ言わされても、一向に馴れはしない台詞だ。いつも言った瞬間、火花が散ったかのようにかっと血が上り、その羞恥で肌が真っ赤に染まる。耳の裏側など、火照ったその熱でジンジンとするくらいだから、人のものではない程に赤らんでいるに違いない。

ああ、俺は憤死する・・・。

そんな事で死んでしまうなら、いつく命があっても足らないだろうが、それ程までに気恥ずかしく感じてしまうのだから、我ながらその純情さに涙が出る。
けれども、悠誠がその言葉を受け入れる時はいつも、さも嬉しそうに破顔して、極上の笑顔になるのだから、言って損はないのかもしれない。
しかも、そんな恥ずかしい思いをしつつも、そんな思いだけで終わらないから、悠誠の思うツボだ。

恥と同じ分だけ、結弦の躰もしっかりと“興奮”を感じてしまう。

自分でも、無意識の内に蕾の入り口が、悠誠を待ち望んできゅっと萎んで引き締まったのが分かる。

すると、我慢ならない程、悠誠が欲しくなってくる。

「ああっ・・、んっ。悠誠っ・・」
「分かってる」
悠誠は言葉とほぼ同時にして、広く開いた袴の裾を托し上げるようにして、結合部分を露わにすると、徐に結弦の中へと指を差し入れてくる。
解さなければ悠誠程のものなと到底受け入れられないのだが、丁寧な悠誠の扱いが逆に焦れて、堪らない気分となってくる。

「ああんっ・・、悠誠ぃ・・・」
最近では、これが悠誠の結弦を大切に思う心の現れなのだと、何となく分かり始めたところだったが、やはり貪欲となった結弦の躰にはこの扱いがまどろっこしくて、もっと深くより激しく取り入れようと、自ずと腰が揺れるのがどうしても止められない。

「あっ、あっ、あっ・・」
「凄いな・・・。待てなくなる・・」
「こんな時ばかり・・・、待たなくて・・、良い!! んあっ・・」
悠誠の額から滴だった脂汗が零れ落ちて、結弦の肌を湿らせる。

「バカっ! 壊れるぞ?」
「んっなもの・・、壊れる・・かっ、ぁんっ」
「バカっ・・。堪えられなくなる・・、だろっ・・・。ったく・・・。でも・・・」
悠誠はそう言うと、空いてる方の手で結弦の手を、その入り口近くまで手繰り寄せてくる。

「触ってみろよ」
結弦がぎょっと驚いている間に、悠誠はお構いなしに結弦の指に自分の指を添わすと、共に中へと潜り込ませてくる。
「んっ・・、あっ・・・」
「すごい締め付けだろ?」
平然とそんな事まで言ってくるのが、何とも憎々しい限りだ。

けれども、悠誠が言うように、内壁がぴったりと密着するように絡み付きうねるので、まさに自分の有様が手に取る様に伝わってきて、否応なしに堪らない気分になる。
しかも、悠誠は結弦の指を押し上げるようにして、結弦が堪らなくなってしまうところを、嫌という程刺激してくる。
「んっ、あっ・・、・・んああっ。・・・っん、バカっ、悠誠っ・・」

冷えを伴う強い快楽を伴った刺激に、またぞろ毛穴という毛穴から冷や汗がどっと噴き出してくる。
「ああっ、バカっ・・、っとに、もう・・・」
涙腺も潤んで、目尻に水分が堪る。

「分かってる。お前が”イイ“事を、お前にも分かって欲しかっただけだ。俺がこんなにお前に惚れ込んでしまう理由も・・・・、分かるだろ?」
「・・・バカ。そんな・・・・。もう十分、分かってるから・・・」
そうだ! 悠誠の自分への思いの深さは、もう本当・・。嫌という程、伝わっている。
だから、そんな悠誠に自分は負けたんだ。男同士だと重々心得た上で、自分の本当の気持ちを素直に受け入れたのだ。

「安心して、・・・・・・・」
なかなか口にはしにくい・・・、“お前が来い!”“お前が良い”という言葉の代わりに、悠誠の肩を掴んで、自分の方へと引き寄せる。
先程“欲しい”とはっきり言わされたのだから、今度は皆まで言わなくとも許してくれるだろ?

悠誠はそんな結弦の意を正確に汲み取ると、“受け入れてくれて、ありがとう!”とでも言うかのように結弦の唇に軽く口付けし、望み通り共々の指を中からずるりと引き抜く。そして、托し上がった方の裾の輪をより大きく広げ、蕾の中心に自分を宛がうと、慎重に貫き上げる。

「んぁっ・・・」
息が詰まったような吐息が上がる。
毎度ながら、どうしてもその瞬間は、この息が詰まる苦しさを味わう。
それでも、自分の中へと押し開いて入ってくる悠誠自身が、“愛おしい”と思えるのだから、結弦にしては大きな進歩だ。

それは、悠誠によってではなく自ら、この悠誠に対し倫理やら体裁やらを上回るような思いを抱けるようになった証でもあるのだ。

結弦は息がからがらとなりながらも、額に珠のような大粒の汗を滲ませ、骨と骨がぶつかり合うところまで、必死に悠誠を受け止める。
そして、ピッタリと嵌り込んだところで、共に顔を見合わせ、大きく一息を吐き合う。




補足挿絵(この文字をクリック)
R制限ありで、露骨度合いも高いです。閲覧にはご注意下さい。

そして、興味がございます方は、弓道(射法八節)について(この文字をクリック)もイラスト紹介しておりますので、ご覧下さい。

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ばけもぐ

Author:ばけもぐ
隠れ腐女。オリジナルのBL小説を創作しています。
傾向;男臭い/強気受け多し。切ない系~爆笑系。リーマンもの、体先行型多し。ハピエン。
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