26.隣人(R)

Rを挟みます! BLに御理解があり、年齢を満たされている方は、「続きを読む」にてご覧ください!

ブログランキング・にほんブログ村へ

高はそれを無視したい反面、意識の方は殊更敏感、過剰に反応してしまうようになっていた。
だから、大和が何気なしにそれを眺めている折に、その姿を高に見られたと思えた節には、高の態度が急変する事が度々あった。

先程までの大和の行動を打ち消そうとするかのように、否応なく体を求めて、自分にすり替えさせようとする。
本当に・・・。精根尽きるまで・・・・。
とことん躰を弄ばれて、虐められる・・・・・。

現に、今も・・・。

今も、高が風呂に行っている間、目を盗んで、ベットに寝っ転がり、指輪ケースを開け、その中の思い出の品“第二ボタン”を眺めていた。
高がいつの間に戻って来たのか分からないものの、その様子を物陰からこっそりと見られていたようだ。

自分存在を知らしめるために、わざと大きな音を立てて部屋に入っていた高は、枕の下にそれを素早く隠した大和の背後から覆い重なる様にして伸し掛かってくると、待ったもなしに寝巻の下に手を差し入れてきた。

この共同生活もSEXなしというわけでもないのだから、発端となる事がなくとも、こうなる事は普段からしばしばある。
けれども、原因があるのとないのとでは、大きく違うのだ。

高に、いつもの余裕が・・、感じられない・・・・。
もしや、これは嫉妬・・・・?!

けれども、そんな筈はない!
高の思惑が測れぬ以上、大和にはその本心も見えてこなかった。
とはいえ、その相手が高でないならそれも十分考えられたが、今大和が対峙しているのが高だ!
これが高である以上、必要以上に事態を複雑にし、真実を分からなくしていた。

高が自分に惚れているわけなどない!

高には大和同様、常に大和を“見返してやりたい”という積年の対抗意識がある筈だった!
それを高に強いてきた大和だからこそ、そう思えた。
だから、大和と今一緒に住んでいるのだって、まるで恋人同士のような生活をしているのだって、大和を安心して惚れさせ捨ててしまうつもりなのかもしれないのだと思えた。

そうすれば、自分を奈落の底まで突き落とすくらい痛めつけるのは、至極簡単だ・・・。

高に胸を悪戯にまさぐられ、強制的に湧き上がってきた快楽に、大和は身を仰け反らせる。
すると、待ってましたとばかりに、高の唇が大和細い首に押し当てられる。
そして、引き返せないまでに大和の官能を煽ろうと、高の唇が明確な意思を持って首筋を伝い這い回る。
避けようとしても避けようとしても、どこまでも大和を追ってくる。

「んんっ・・、待っ・・、待ってぇ!! んっ・・」
ぞくぞくと身を這い上がってくる旋律に、堪らず悲鳴を上げる。
「高っ、んっ、ぃやっ・・・。まっ・・、てぇ・・・」
「大和・・」
「んっ・・、はぁっ・・・、やっ・・・・・」

だが、大和の焦りに反して、嫌がれば嫌がる程、高の責めも執拗になる。
そんな事・・・。
けれども、高に抱かれる事自体が、決して厭なわけではなかった。
それに、SEX(アレ)込みの共同生活だっていう事も、重々分かっていた。

だけど、こんな気分で今から臨んだら、抱かれるのが辛くなる・・・。
高が好きだから、愛しているから!!
そんな気分では、抱かれたくなかった。

「高っ・・、んんっ。だからっ、ちょっ・・・・、待って!!」
大和は何とか高の下で仰向けに身を翻すと、高に手を伸ばし、自ら誘いかける。
だから、皆に“魔性”と言われるのかもしれないが、そんな魔性さ加減も大和の持つ個性なのだから仕方がない。

けれども、そうした事で、途端に気の落ち着いた高の口元から、安堵したような何ともいえないため息がふぅっと零れる。

“大和には、敵わない!”といったところなのだ。

高とて、どうしようもない衝動に駆られても、大和に無理強いさせたいとまでは思っていない。
応えてもらえるなら、応えてもらいたいというのが、本音だ。

だが、高のそのため息は、大和にとっても悪くはない!
“どうせ自分の淫乱ぶりにでも、呆れたのだろう?“と思える部分があるのは否めないが、高が自分の取った強硬手段に合意がもらえた事に満足しているというのなら、それはそれで良い!

やはり・・。そうした所作から自分が高に求められているのだと感じれるのは嬉しくもあり、そうした魅力を少しでも高に感じさせられるなら本望だといえた。

けれども、そんな風に感じたとしても、それは一瞬の事・・・。
大きな手で前を包み込まれ、情動を煽る様に揉み込まれると、そんな事なんてどうでも良くなるくらい、与えられる快楽に溺れていってしまった・・・。
後はもう・・・。我を忘れる程に快楽に貪欲となった大和は、自ら両足を開いて、隠れた深層に高自身を導いていくのだった。




 /  / 初回 / 総合目次

いつも読んで下さり、ありがとうございます!
よろしければ応援ポチリして頂けるとうれしいです
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
にほんブログ村

テーマ : 自作BL連載小説
ジャンル : 小説・文学

プロフィール

ばけもぐ

Author:ばけもぐ
隠れ腐女。オリジナルのBL小説を創作しています。
傾向;男臭い/強気受け多し。切ない系~爆笑系。リーマンもの、体先行型多し。ハピエン。
拙い作品ですが、楽しんでいって下さい。
尚、誹謗中傷、未成年の閲覧、画像の無断転用はご遠慮願います。


当ブログ目次↓
dreamtripbana.jpg

ランキング参加しています!
よろしければ応援お願いします!
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
人気ブログランキングへ


現在の閲覧者数:


おすすめトラコミ&サーチ
にほんブログ村 トラコミュ ボーイズラブへ
ボーイズラブ
にほんブログ村 トラコミュ BLイラスト・漫画・小説何でも書いちゃう!へ
BLイラスト・漫画・小説何でも書いちゃう!
にほんブログ村 トラコミュ 小説15禁・18禁(性描写あり)へ
小説15禁・18禁(性描写あり)






サイト
dreemtrip.gif

最新記事
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新コメント
QRコード
QR