7.フェイクデレラ(R)

こちらは、BLのRシーンとなっております!
という事で、文章を折り畳んでおりますので、BLにご理解があり、年齢を満たされている方のみ、「続きを読む」にてご覧下さい!

尚、後半はプロローグの場面の続きとなっておりま~~す!
こちらもRですので、何卒よろしくお願いします。

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「あっ、ぁっ…、あぁっ。ぁっ……………」

自身のペニスから、白濁とした精がドクっ、ドクっ、ドクっと、たっぷりと溢れ出てきた。

「あぁ…………………っっ」

掌に生暖かい温もりを感じ、開いてみると、ベットリとその精液が張り付いていた。

「…………………」

肩を上下させ、はぁ、はぁと荒い息を付く。
突如として襲ってきた遣る瀬ない想いに、柳眉が寄った。
くっきりと縦皺が浮かび上がった実の顏は、泣いているようだった。

「っ……………。はぁーーーっ、ぁ……」

それでも、久々の吐精で放出した実の白濁は、濃度も高ければ、粘り気もあった。
放つ臭いも、いつもより強かったと思う。
けれども…。

(ああ、浅ましい……)

どっと押し寄せてきた疲労感や罪悪感と共に、身を襲う狂おしいまでの物足りなさに、愕然とする。

(身も心も、陽太郎を忘れられないでいる……)

悲壮たる思いに、身を硬くし、ぐっとその辛さを堪える。
スッキリするための行為である筈なのに、より一層のモヤモヤを感じ、自己嫌悪に陥る。

(ああ、やっぱり…、しなければ良かった……)

だからか、実はその日の夜、久々にあの夢を見た。
忘れもしない、切なく辛い思い出…。
そう…、陽太郎と完全に決別した、あの日の夜を……。

   * * *

陽太郎と二人きりになったら、どういう事になるかなんて、分かっていたじゃないか!!
今更…。
けれども、そう簡単に割り切ってしまえるような状況ではなかった。

今一度、自分は、陽太郎の腕から、逃げなければいけない!!

時計の針は、とうに深夜の3時を回っていた。
人気のないクラブの非常階段で、サギリは覆い被さってきた陽太郎の身から逃れようと、必死に這いずり回っていた。

背後には鉄柵、下からは強い風が吹き上げ、その風に陽太郎ともみ合って開(ハダ)けた洋服の裾が、バタバタとはためいていた。
非常に心許ない場所だ。
僅かな身動きでさえスペースが限られていて、不自由を強いられるなら、鉄骨だけの隙間の多い造りのここは不安定で、下手をすれば転落してしまいそうな危うさがあった。

こんなところでは、抗うのにも相当無理がある。

しかも、そこへきて、陽太郎とはかなりの体格差があるのだ。とてもじゃないが、非力な自分が、どうこう出来るものではなかった。
サギリは陽太郎に追い詰められ、完全に逃げ場を失っていた。

「陽太郎っ、んっ……。やっ、やめて!! やっ…、陽太郎っ!! ぁっ、んんっ……」
「サギリ…、サギリ……」
「んっ、やっ。やぁぁぁっ………」

そんな必死の拒絶の声も、噴き上がる風に瞬く間に掻き消されていく。
衣類の隙間から覗く瑞々しい肌も、今は冷たい月夜に照らされて、その姿を青白く浮かび上がらせては、陽太郎を艶やかに誘い込む。
だから、陽太郎に肌を撫で回され、その施しにどんどん体の力を奪われていく。
サギリを見つめる陽太郎の目は必死で、普段ならあるだろう余裕も、今はその欠片すらも感じられない。

(ダメだ…。陽太郎からは、逃げられない………)




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テーマ : 自作BL連載小説
ジャンル : 小説・文学

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ばけもぐ

Author:ばけもぐ
隠れ腐女。オリジナルのBL小説を創作しています。
傾向;男臭い/強気受け多し。切ない系~爆笑系。リーマンもの、体先行型多し。ハピエン。
拙い作品ですが、楽しんでいって下さい。
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